久々にトライアスリート仲間のみわちゃんと組んだ。
早朝、某駅でみわちゃんピックアップしてアリエッティ&リンリン組と合流。
ハジメマシテのリンリンは小柄でキレイな方だった。
ひろひろさんが「昭和のアイドルみたい」と言ってた事を思い出す。
と同時に「アリエッティは小さい人が好みみたいだよー」と言ってたサキちゃんの言葉も思い出す。
モロやん。
ルカコが菅平声かけてくれんかった、、と嘆いてたが声かけなかった理由がなんとなく分かった気がした。
ーーー
一同、長野県へ向けて出発。
近況や共通の話題でワイワイ言いながら進む。
終始アリエッティが運転してくれたが彼の運転はアグレッシブで実にエキサイティングだ。
基本、追い越し車線しか走らない。
ヴェルファイアーというイカツイ風貌の車にイカツイドライバーとあって、気持ちよく車線を譲ってくれる。
まるでモーゼの十戒。彼はご機嫌だ。
なぜかプリウスには負けたくないようで登板車線含む3車線をフルに使って前に出ようとするので、みわちゃんリンリンが怖がった。
「アイツの前に出る!」と闘争心むき出しで右へ左へ車線変更しながらゴルァーと威嚇運転するアリエッティ。危ない。
そんな彼もレクサス系には弱いらしく、そういう怖そうな車が来るとスッと走行車線に移動し道を譲った。ジェントルなところもアピールしている模様。
しかしリンリン&みわちゃんに「レクサスは譲るんやなー」と逆に痛いツッコミをされてしまう。
背の高い車が低い車に頑張ってもしょうがないから、とモゴモゴ言い訳してた。
プリウスも背が低いぞ!とツッコミたかったがぐっとこらえた。
オレもジェントルだ。
ーー
夕方の受付なので、昼間は近くの山へ登ろうと計画していた。
しかし予想外に道が混んでいて山は諦める。
代わりにスーパーへ寄ってスタートまでの宴会食材を買い出し。
0時スタートなのでたっぷり時間はあるのだ。
受付を済ませて16時から競技説明。
ホテルに戻り風呂入ってレース準備もそこそこにカンパ〜イ(^O^)
トライアスリートのみわちゃんはレース前なのに・・と戸惑い気味(トラの人はけっして飲酒しない。と言うか炭水化物がどうとか、カフェインを制限とかそういうレベル)
ええ感じに酔っ払って仮眠。
22時半起床。
用意をしてスタート会場へ。
よく晴れていて星がキレイ。放射冷却で寒い。
スタート30分前に地図が配られた。
地図を見ようと思ったらコンパスを部屋に忘れた事に気づく。
ぎゃーー。
地図読む気ナッシングなみわちゃんのを使おうと思って聞いてみたら、んなもん持ってきてるわけないやんけ、みたいな顔された。
おいーー。
慌てて走ってホテルへ。
夜間、フロントは無人なので部屋のカギはカウンターのポストのような長穴に入れる仕組みになっていた。盗難防止である。
部屋に入るにはカギを取らなければいけない。これは困った。
しかし困ったままではどうしようもないので、まずカウンターを乗り越えようと思った。
管理人さんは不在だと分かっていたが、昼間見た屈強そうな彼↓の存在が気になった。
「おーい、おーーい」と小さく呼んでみた。奥の部屋からは物音一つない。大丈夫そう。
念のためヒューヒュー口笛。無反応。寝てるんか。
カウンターを静かに乗り越えて音もなく着地した。ここでかなりの罪悪感がきた。
まるでこの前見たミッションインポッシブルじゃん。
後ろから彼に襲われるんじゃないかと冷や冷やする。
よく考えると黒ニット帽にヘッデン姿でどうみても怪しすぎw
ポストみたいな長穴に入れたカギはカウンター下の引き戸の中に落ちる仕組みになっている。
引き戸を開けたらさらに奥の方に箱があった。どうやらここに入ってるようだ。
カギがかかってたらアウトだぞ、と思いつつ手を伸ばして箱を開ける。
箱の横には金庫らしきものがあってカーっと体が熱くなり怖くなってきた。
箱の中には沢山カギが入っていた。暗がりではどれがどれか分からない。
しょうがないのでヘッデンを点けたら、さらに罪悪感が増し、体が熱くなり汗が出てきた。
本当に盗みに入ってる気分になる。
彼を警戒しつつ、できるだけ静かに361号のカギを探して、痕跡を残さず元に戻し素早く離脱。
カウンターから飛び降りると同時に運悪く戻ってきた選手と鉢合わせ。
その人はえーーー?!ってなってた(笑)
コンパスを持って大急ぎでスタート会場へ向かう。
スタート5分前です!というアナウンスが聞こえ、えーーー?!とパニック気味に叫ぶみわちゃんの声が聞こえた(笑)
地図見る間もなく、また作戦もなく、とりあえずスタートw